運動会の日程がわかると、祖父母に声をかけるべき?と悩む方も多いのではないでしょうか。
運動会に祖父母を呼ぶのは、幼稚園でルールが指定されている場合もありますが、大所帯で参加することが多い地域の幼稚園、祖父母向けの競技がある幼稚園、保護者しか参加していない幼稚園など、様々です。
今回の記事では、幼稚園の運動会に祖父母を誘うべきか、来て欲しくないときはどうすればいいか、詳しく紹介していきます。
目次
運動会に祖父母は来てもいいの?
幼稚園の運動会に祖父母が来てもいいのか、その判断は幼稚園のルールによって異なります。
まずは幼稚園のルールを確認してみましょう。
- 保護者のみ
- ご家族誰でもOK
- 観覧は2名まで
など記載がされている場合もあります。
見学者にルールがある場合は、幼稚園のルールに従いましょう。
特に記載がない場合には、祖父母も観覧OKという場合が多いです。
しかし、観覧エリアが狭い幼稚園などでは、祖父母も連れて大所帯で来る家庭をよく思わない保護者がいる場合もあります。
そうなると暗黙の了解で「保護者だけの観覧」としている幼稚園も中にはあるようで、判断に迷ってしまうこともあります。
こんな幼稚園は祖父母の見学に注意
- 園庭が狭い幼稚園
- 大規模の幼稚園
園庭が狭い幼稚園は、必然的に観覧エリアも限られてしまい、入る人数が少ない場合が多いです。
また、大規模の幼稚園は園児数に対して保護者数も増えるため、見学スペースが限られることもあります。
このような幼稚園の場合は、祖父母の見学には注意しましょう。
祖父母を連れて来る人は多い?
核家族化していることもあり、祖父母の観覧は減少傾向にあるようです。
しかし、両親が運動会の係りをしていて当日の大人の手を増やしたい場合や、兄弟が多い場合には祖父母を連れて来る方もいます。
核家族化しているからこそ、孫の行事に合わせて状況してくる場合もあり
孫のイベントを楽しみにしている家庭もあり、様々です。
運動会に祖父母を誘うべき?
幼稚園の運動会に祖父母の観覧がOKの場合、誘うべきか迷う人も多いと思います。
孫の行事ごとに積極的に参加したいと思っている祖父母なら、「行きたい!」と自分から言ってくるでしょうが、そうではない場合にはこちらから声をかけるべきです。
こんな風に誘ってみよう!
- 「今年の運動会は〇月〇日にあるので、もしよければ見に来ませんか?」
- 「運動会が〇月〇日にあるので、ご都合がよければ見に来てください」
声をかけるときのポイントは、
・もしよければ
・ご都合があえば
というお願いするキーワードです。
運動会を見に来ることを歓迎する誘い方をすれば、祖父母も見に来やすくなります。
また、遠方に住んでいる祖父母の場合は、旅行がてら来ることも出来て、何もないときに行くよりは会いに行きやすくなったり、旅行のメインイベントになったりすることもあり、喜ばれることもあるでしょう。
祖父母に来てほしくないときの対処法
実際のところ、祖父母には見に来て欲しくないと思っている人も多いのではないでしょうか。
運動会の日程が発表されると、誘わなきゃいけないかなぁーとか、来てほしくないな、と憂鬱な気分になる方もいるかもしれません。
この見出しでは、祖父母に来て欲しくないときの対処法や断りの方法を紹介していきます。
幼稚園から参加人数を決められている
上の見出しでも紹介したように、幼稚園から観覧できるのは両親のみや、何人までと指定されている場合があります。
指定されている以上、幼稚園のルールには従うべきなので、祖父母の見学は人数的に難しいことを伝えましょう。
こんな伝え方がおすすめ!
- 感染症対策で保護者は父、母のどちらか1名のみと言われているので、今回はお誘いできません。
- 幼稚園から2名までしか観覧出来ないと言われているので、お誘い出来ずにすみません。
- 観覧人数が指定されていて、子供の着替えなどの準備もあるので、父と母で参加します。
座って見られる席がない
開催場所の園庭などが狭い場合、基本的に立ち見のみとする幼稚園もあります。
運動会の所要時間は幼稚園によって異なりますが、3時間前後でお昼ご飯を挟んでもっと長くなる場合もあります。
祖父母が高齢の場合、ずっと立ちっぱなしで見ることが負担になる可能性もあります。
こんな伝え方がおすすめ!
- 座って見れる席がなくて、ずっと立ちっぱなしになってしまうのですが、3時間も立ちっぱなしで大丈夫ですか?
- 観覧エリアには保護者しか入れないので、立見席になってしまうのだけど、人が多くて見えないことが多いようです。
係りの仕事でバタバタしている
多くの幼稚園では、保護者が運動会係りとしてお手伝いをすることがあります。
幼稚園によってお手伝いの内容は異なりますが、当日は子供を誘導したり、着替えを手伝ったり、トイレに連れていったり、自分の子どもだけではなくクラスの子全体を見なくてはならないので、お手伝いでバタバタすることもあります。
祖父母が見に来られても接待出来ないし、困ったことがあっても近くにいられないから今回は控えて欲しいことは素直に伝えましょう。
こんな伝え方がおすすめ!
- 運動会係になっていて、一緒にいてあげることが出来ないから今回の運動会の観覧は難しいかな。運動会係りは優先的にいい位置で写真が撮れるから、よく撮れたやつを見せてあげるね!
写真や動画を見せる提案
運動会は実際に見れば臨場感などを味わうことが出来ますが、実際には場所によって見え方が変わったり、前の人が邪魔になったりすることもあります。
それなら、写真や動画をしっかり撮って見せるのもおすすめです。
特に遠方に住んでいる祖父母なら、移動距離なども考慮して写真や動画で楽しんでもらうのもいいでしょう。
こんな伝え方がおすすめ!
- 例年より観覧者が増えてよく見えないだろうから、写真や動画のほうがよく見えると思いますよ。写真が出来たら送りますね!
- プロのカメラマンの撮影が入るし、動画販売もあるから、お母さんたちの分も買いますね。絶対そのほうがよく見えますよ!
運動会が終わったあとに会う約束をする
運動会に見に来てほしくない旨を伝えると、寂しい思いをする祖父母もいるかもしれません。
来ないでほしいことを伝えたほうもすっきりしないかもしれないですよね。
そんなときは、運動会が終わったあとで食事をするなど、埋め合わせの約束をするのがおすすめです。
こんな伝え方がおすすめ!
- 運動会が終わったら、お疲れ様会をするので一緒にどうですか?
- 運動会が終わったあとで、ゆっくり会えたほうが喜ぶと思います!
まとめ
運動会は子供のための行事です。
祖父母が絡んでくると憂鬱な気持ちになる方もいるかもしれませんが、子供が楽しめることが1番です。
子供が楽しめる運動会を、大人たちは節度ある態度で見守っていきましょう。