幼稚園の親同士の付き合いが面倒と感じている人は、結構多いのではないでしょうか?
しかし、子供のためにも親同士の付き合いを完全にシャットアウトするのは難しい場合が多いです。
この記事では、幼稚園の親同士の付き合いをうまく行う方法について解説していきます。
目次
幼稚園の親同士の付き合いがある場面
幼稚園によって、親同士の付き合いがどの程度あるかは、実は園によって様々です。
親同士の付き合いが必然的に発生するのは、
- 係りの仕事
- 送り迎えのタイミング
- 懇親会
- 行事ごと
などですが、近年は新型コロナウィルスの影響があり、保護者が密に関わる機会も減ってきています。
しかし、今後感染症対策の緩和が進めば、今まで通り保護者が関わる機会は増えてくるかもしれません。
上手く関わるポイント
新しい環境に入るのは子供も大人も一緒です。不安に感じる人もいるかもしれません。
まずは挨拶を笑顔ですることが大切です。
話しかけやすい印象を持ってもらえれば、人は自然と打ち解けていきます。
人付き合いが苦手な人は
無理に付き合う必要はありません。
ママ友は絶対に必要というわけでもないです。
しかし、幼稚園では行事ごとで会ったり、係りの仕事を一緒にしたりする機会もあるので、気まずい空気になることは避けて、明るく挨拶をする程度で構わないです。
似たもの同士で集まる
自然と似たような人たちが集まってくるものです。子どもと親の付き合いとは別に、親同士が集まるのも好きな方もいらっしゃいます。誘ってくれる人がいても、自分が「行きたくないな」と思うなら、無理に参加しなくても大丈夫です。自分に合った距離感を探りながら、円滑に関係を築いていければと思います。
「集まりに行かないと、何かあった時に助けてくれる人がいなくなるのではないか」と心配になることもあるでしょう。でも、適度な距離感を大切にする人は、きっと他にもいるはずです。同じような距離感を持つ人たちと、最低限の連絡を取り合うのも良いかもしれませんね。
ママ友パパ友がいなくても大丈夫
子どもの幼稚園入園後に保護者の友達ができなくても、焦ったり恥ずかしく思ったりする必要はありません。自然な流れで顔見知りになったパパママへの挨拶を欠かさないようにし、機会があれば立ち話をする程度で十分です。
幼稚園への往復がバス通園なら、園に行く機会が少なくなりますし、行事も家族ごとに参加することが多いため、他の保護者と話す時間が限られるのが一般的です。
顔見知りになって挨拶をしていた保護者とは、話す機会が増えたことで気心が知れれば自然な形で友達になれるかもしれません。
幼稚園で無理に保護者の友達を作ろうと焦らなくても大丈夫です。時間が経つうちに友達ができる可能性もあります。
親同士の付き合いがあるメリットは?
幼稚園で親同士の付き合いがあると、色々な情報を得ることが出来たり、困ったときに助け合えるなどのメリットがあります。
こ急な体調不良や、渋滞なお迎えが間に合わない、という日常の「ちょっとした困りごと」で助け合えるのが、幼稚園で保護者同士の付き合いを良好に保つメリットの1つです。
行事ごとで保護者の見学席が指定になる場合もあるので、よく撮れた写真を送ってくれることもあります。
ある程度の信頼関係を築くことが重要ですが、ちょっとした困りごとを助け合えると忙しくなる幼稚園生活の負担が軽減することもあります。
ここでは、幼稚園で親同士の付き合いがあることのメリットについて、詳しく紹介していきます。
情報交換が出来る
幼稚園からのお知らせで確認したいことや、幼稚園行事の連絡など、わからないことを聞いたり、お知らせとして共有されていなかったりする情報を確認し合えるというメリットがあります。
子供同士の仲が深まる
親同士の付き合いがあれば、幼稚園以外でも遊ぶ機会が出来るかもしれません。
子供同士も幼稚園以外で会うことが出来るので、子供同士の仲も深まります。
同じ小学校に通う可能性がある子供同士なら、仲良くなっておくと子供も安心して小学校生活を送れるきっかけになります。
困ったときに助けあえる
急な体調不良や、渋滞なお迎えが間に合わない、という日常の「ちょっとした困りごと」で助け合えるのが、幼稚園で保護者同士の付き合いを良好に保つメリットの1つです。
行事ごとで保護者の見学席が指定になる場合もあるので、よく撮れた写真を送ってくれることもあります。
ある程度の信頼関係を築くことが重要ですが、ちょっとした困りごとを助け合えると忙しくなる幼稚園生活の負担が軽減することもあります。
悩みを共有できる
同じ年代の子どもを育てる人同士、その時にしか感じない悩みって多いと思います。
こうしたその世代に当てはまる悩みを共有できるのは、親同士の付き合いがあるメリットの1つです。
特に幼稚園の頃は、心身共に発達が著しい時期で、悩むことも多いでしょう。
- 歯の生え変わり、歯並び、歯磨きどうしてる?
- 小学校入学に向けて心配なこと
- 好き嫌いが多くて困ってる
- 縄跳びが出来ないんだけど…
といった、この時期だからこそ感じるささいな悩みを共有できる存在が近くにいることは、子育ての強みにもなるでしょう。
親同士の付き合いがあるデメリットは?
親同士の付き合いにはメリットも沢山ありますが、考え方や人によってはデメリットに思うこともあります。
気疲れすることもある
人と会うことや、新しい関係性を築くことは気力を使うことでもあります。
子供がきっかけとなり付き合いがスタートするため、どんな人なのか知るために時間がかかったり、会話の話題やペースを合わせたり、気疲れすることもあるでしょう。
出費が増える可能性もある
親同士の付き合いが増えて、ママ同士でランチに行ったり、休日に出かけたりする機会が増えると、必然的に出費も増えていきます。
負担に感じることもあるかもしれませんが、「付き合いだから」「みんな行くのにうちだけ行かないのはかわいそう」と思う状態になると、ストレスに感じることもあるでしょう。
家計に関しては話題にしにくいこともあり、親同士の付き合いがデメリットに思う可能性もあります。
子供同士の相性が合わないこともある
親同士は意気投合しても、子供同士の相性が合わない場合もあります。
子連れで遊ぶ場面で気を使うことがあるなど、デメリットに繋がる可能性もあります。
親同士の関係を上手く保つポイント
親同士の関係はなるべく良好に保ち、余計なストレスを感じたくないですよね。
この記事では、親同士の関係を上手く保つポイントを紹介します。
適度な距離感を保つ
幼稚園の親同士の付き合いは子供があってこその繋がりです。
自分自身のこれまでの友達とは付き合いが始まるきっかけが異なるので、幼稚園生活の間だけの付き合いという可能性もあります。
もちろん、付き合っていく中で友達関係が深まる可能性もありますが、最初から近づきすぎる必要はなく、適度な距離感で付き合うことがおすすめです。
話題に気をつける
さきほど紹介したように、適度な距離感を保つために話題には注意しましょう。
- 家庭環境を深堀しない
- お金の話は控える
- 人の悪口、陰口は言わない
これまでの友達関係とは異なり、一時的な付き合いになる可能性や、子供同士が繋がっている関係性だけにとどまることもある相手に対しては、お互いが不快に感じないよう、話題には注意をしましょう。
否定しない
色々な考えを持った人が集っています。
教育方針の違いや、子育ての仕方など、保護者同士が同じ価値観でいるわけではないので、自分の考え方と違うことも、否定しないことが大切です。
全てを肯定するわけではなく、まずは「否定しない」ということに注目してみましょう。
まとめ
親同士の付き合いの濃さは、実は幼稚園によって特色が出ることがあります。
最低限に抑えたい、という方はあまり保護者の関わりがない幼稚園を選ぶのもひとつの方法です。
しかし、それだけでは選べないのが幼稚園。
気負わず保護者同士の付き合いが出来るように、この記事を参考にしてみてください。